よりたくさんの人たち=銘柄と出会う事で、よりよい相手=銘柄と出会える。
中々刺激的なタイトルをつけてしまいました。
「出会い系サイト」
名前を出すとちょっと否定的に捉えられがちであり、実際に使っているというと眉をひそめられそうですが、僕はかなり使っています。
但しいわゆる男女の出会いのマッチングではなく、
「株式トレードでいかに良い銘柄と出会うか。」
という為のものです。
①いい人と出会う為に~まず出会いを作れ~
僕は現在既婚者で女性との恋愛的な出会いは必要ありません。
ところが独身の人、特定のパートナーがいない方でそういった方を欲している方はどうすればいいでしょうか。
簡単ですね。
「出会いの機会を作る事。」
です。
まあ当たり前の話です。
例えば就職先を探している方。
より良い、より自分に合った職場を探す為にはどうしますか。
これも簡単です。
「求人が出ている会社に応募する事。」
です。
これも当たり前ですね。
例えば見知らぬ土地に転勤してきてチームスポーツをやりたい時はどうしますか。
「その土地で自分がやりたいスポーツチームを探す事。」
です。
要はどういう事か、まず
「異性関係であれ、職場であれ、趣味やスポーツの世界であれ、自分が得たいものを得ようとした時は自分がそういう場を探せばいい。」
という事です。
②より良い人と出会う為には~より沢山の出会いを作れ~
では自分が出会いの場を求めて動いたとします。
その中で「より良い出会いを求めよう。」としたらどうしますか。
- ただ異性と会うだけでなくより自分の好みに合った異性を探そうとしたら。
- より待遇の良い、より自分の特性を生かせる会社を探そうとしたら。
- より自分が楽しめるスポーツチームを探そうとしたら。
より沢山の対象と出会う事です。
- 異性なら1人より2人、2人より3人の方と。
- 就職先なら極力多くの会社を訪問し、沢山の面接をして。
- スポーツチームならより多くのチームを体験して。
自分に合う異性、企業、チームを探せばいい、という事になります。
- 異性なら色んな方とコンパをしたり婚活サイトでより多くの方を紹介していただき。
- 会社なら転職フェア等を利用し効率よく企業訪問、面接段取りを行い。
- スポーツチームなら一ヶ月の間の土日でいくつかのチームを訪問し実際にプレーをしてみて。
その中から自分に合ったものを選択すればいい、という事になります。
なんか当たり前の話ですね。
③よりよい銘柄に出会う為にはより沢山の銘柄を探せばいい。
株式トレードでも全く同じことが言えます。
「より上昇が見込める銘柄を探そうと思えばより沢山の銘柄を探せばいい。」
という事になります。
この当たり前の事、株の世界ではなかなか実践出来ている人がいません。
自分が仕掛ける銘柄を決める時にどれだけの銘柄をチェックしているでしょうか。
50の銘柄より100の銘柄から、100の銘柄より200の銘柄から、200の銘柄より300の銘柄から、自分の仕掛ける銘柄を選んだ方がより精度の高い、より上昇しやすい(空売りならより下降しやすい)銘柄を選べます。
という事は「より沢山の銘柄をチェックすればいい。」という当たり前のことに行きつきます。
その当たり前の事が出来ていない、もしくは「分かっちゃいるけど。」という感じで避けている方が少しの銘柄を見ただけで
「これは上がるのではないか。」
という自分よりの解釈、一人よがりの解釈でその株を買ったり、銘柄を探す手間を惜しんで変な投資顧問とかにお金を払い銘柄を教えてもらっています。
そうやって貴重な自分の資産を失い、市場からの撤退を余儀なくされます。
株というのは上手く行く時もあれば行かない時もあります。
では少しでも利益を出す確率を上げようと思えばやはり数多くの銘柄をチェックするしかありません。
④3500銘柄全て見ればいい。
極論を言ってしまえば上場している約3500の銘柄を全てチェックすればいい訳です。
一日50銘柄ずつチェックすれば70日で済みます。
その為にどうするか。
「出会い系サイト」を使いましょう。
といっても恋愛系のものでなく、各証券会社が様々なチャートソフトを提供しています。
その中にはその日の売買高や値上がり率、値下がり率のランキング等が出ています。
そういうものを片っ端からチェックすればいい訳です。
それこそが株のトレードにとっての出会い系サイトです。
そういった労力を惜しむ方はやはり上手く行きません。
株の世界で利益を出しているトレーダーがどれだけ日々努力し、技術を研鑽し、数多くの銘柄をチェックしているかを知っている自分としては、そういうことを惜しみながら株をやっている人がよく理解できません。
貴重な資産をいかに危険に晒しているか、もう少し考えた方がいいのではないでしょうか、と思います。
出会い系サイト、しっかり使いましょう。
そうして自分のトレードの精度を少しでも高める努力をしましょう。