自財人を目指す男のブログ

人生を豊かにする「財」を「自在に稼ぐ」という意味の「自財人」を目指す男のブログです。某会社の執行役員として、トレーダーとして、トレード講師として、不動産投資家としての毎日を綴っていきます。

お笑い芸人よ、コンテストが不満なら株のトレードをしませんか。

お笑い芸人のキートンという方がR-1グランプリでの予選敗退を受け、R-1グランプリの運営サイドを批判している、という記事が出ています。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

まずキートンさんという方を僕は知りませんでした。

それで今回のR-1グランプリの予選も観ていません。

ですからキートンさんのネタ自体僕は分かりません。

 

ただこの記事を読んでいて感じるのが上の抜粋記事のタイトルにある様に

「お笑いに順位をつける事の難しさ。」

です。

確か以前もM-1グランプリでトロサーモンの久保田さんとスーパーマラドーナの武智さんが審査員である上沼恵美子さんをSNSで批判して大騒ぎになっていました。

まあこれはある程度はしょうがないと思います。

何が面白くて何がつまらないかはつまるところ個人の嗜好です。

これに対して文句をつけてもしゃーない訳で…。

お笑いに限らずスポーツでも体操系やフィギュアスケート、シンクロナイズドスイミングといった

「人の主観による採点で順位が決まる競技」

はどうしてもこういう事が起こりえますし、オリンピックのマラソンの代表選手の選考や高校野球の春の選抜の出場校の選考でもありますね。

 

 

ただ記事を読んで僕が気になったのが

「この方がどこを向いて仕事をしているのか。」

という事でした。

 

R-1グランプリに出場する以上、優勝を目指すというのは出場者全ての目的であると思います。

 

ではR-1グランプリはどういう団体が主宰しているのか、どういった審査方法がとられるのか、といった事をこの方はどこまで把握しているのでしょうか、という事です。

R-1グランプリは決勝がTVで放送されます。

という事は披露するネタもTV向きなものが当然有利です。

逆にTVで放送できないもの、しにくいものは落とされやすい、と考えるのが普通なんだと思います。

 

芸人さんはR-1グランプリの出場者であり、優勝目指して一生懸命頑張ります。

ただそれと同時にRー1グランプリという番組に出演する出演者でもある訳です。

記事の内容を読んで「TVで使いにくい」という表現が出ていた辺り、そういった観点がこの方には少し欠けていたのかなあ、と感じました。

 

あとこういったお笑いコンテストに参加される参加者の方殆どが

「R-1グランプリを一つのステップとしてメジャーになる。」

というのを目標にしているのだと思います。

 

そうすると今後もっと

「番組を提供しているスポンサーの方への忖度」

というのは必要になってくると思います。

 

僕が感じた

「どこを向いて仕事をしているか。」

というのはそういう事です。

お笑いも仕事である以上この辺りを常に明確にしておかないとブレます。

 

「コンテストは勝ち抜きたいがそれだけがすべてではない。勝っていくと別の何かを求められる。」

と考えるべきかなあ、と感じました。

 

ただもしこの様に考える事の出来ない方はどうすればいいか。

 

「株のトレードをやりませんか。」

 

という提案をしたいです。

 

「あほちゃうか。」

「暴論やわ。」

と感じる方、僕は以下の様に考えます。

 

理由①:評価基準は1つだけ。

 

評価基準は利益か損失が、という一つだけです。

 

他は何も関係ありません。

 

お笑いコンテストと違い、多数の審査員のそれぞれの好みに合わせる必要もありません。

 

利益出ればOK。損失でればNO。

以上です。

忖度不要の世界です。

 

理由②:見るべきものも1つだけ。

 

株価チャートだけを観ればOKです。

それ以外は考える必要ありません。

 

コンテスト主催者、報道陣、テレビの視聴率、放送禁止用語、不特定多数の大衆…。

これらは全く意識する必要はありません。

 

株価チャートを観る事が同時に「この株の売買に参加している人の動向を見ている。」

という事になります。

 

理由③:定員がない。

 

例えば地上波のテレビでレギュラー番組を持ちたいと考えたとします。

ところが現状全て埋まっています。

じゃあどうするか、四半期ごとの番組更改期を待ちながらひたすらテレビ局の編成担当者から「こいつは使えそうだなあ。」「こいつをこの番組で起用したら面白そうだなあ。」と認知される様な活動をし続けなければなりません。

 

ところが株で利益を出すことに関しては定員がありません。

別に番組更改期を待つ必要もありません。

自分が面白くなればいい訳=勝てる様になればいい訳です。

 

理由④時間と場所を選ばない。

 

売れっ子のタレントになってテレビ番組の収録に参加し出すとスケジューリングが大変になることが予想されます。

この番組の収録は何時からどのスタジオで始まって、それが終わり次第別の番組のロケで遠方に行って、次は東京にとんぼ返りしてここに行って…。

時間との戦いです。

ところが株はそうではありません。

もしデイトレード(買ってから売るまでをその日一日で完結させる株のやり方)をやりたければ平日の朝9時から夕方3時までしか出来ません。

デイトレードでなければ注文はほぼほぼ24時間受け付けてもらえるのでやりたいときにやれます。

 

どうでしょうか。

自分に合わない審査員に媚を売る必要もなく、審査員を批判する必要もなく、本当に自分の実力次第ですよ。

 

お笑い芸人に限らず他人からの評価の低さで悩んでいる方、お勧めです。

 

実力がないとチンチンにやられてしまいますが。