自財人を目指す男のブログ

人生を豊かにする「財」を「自在に稼ぐ」という意味の「自財人」を目指す男のブログです。某会社の執行役員として、トレーダーとして、トレード講師として、不動産投資家としての毎日を綴っていきます。

水は高きに流せ①

昨日は僕が講師をしている株式スクールの新年会がありました。

 

スタート時間が17時と少し早めだったのですが、実は他の店を予約していたのですが、そこが2時間しか居られない店でして、それを知らなかった僕とお店サイドですったもんだした挙句姉妹店に回された、というドタバタでした。

 

しかし新年会シーズンの名古屋駅近辺での飲み会はあかんですね。

 

2時間半コースを予約したのに料理は1時間ちょいで料理を出し終えられる、2時間過ぎにもう机の上を片付け始める、10分前に「そろそろ」という声かけがはいる…。

 

いかにも「次の団体が来るから早よ出て行けや」という感じで事前に予約した系列姉妹店の対応含めてもう二度と行きたくない店でした…。

 

まあそれはさておき、今回は10人位の集まりだったのですが、様々な意味で面白かった集まりでした。

 

どんな意味で面白かったかというのを列挙してみたいと思います。

 

①同じ目的を持つものの集まり。

 

まあこれはどういった集まりでもそうだと思いますが、同じものを取り組んでいる会の集まり、というのは楽しいですね。

 

今回の集まりは株式スクールのトレード塾の集まりですから皆トレーダーです。

普段トレードしている上での悩みや困った事を話したり、それに対してたまたまその回答を持っている生徒さんが自分の成功事例を話したり、当然僕もこうするといい、こんな方法がある、という話をしたり…。

 

普段はどうしても講師⇔生徒さんという立場で普段も授業をするという感じですので僕が話す、生徒さんは聞く、という一方通行になりがちなんですが、こういう機会があると色んな方と話が出来、お酒も入っているのでかなり本音も聞けて非常に楽しい会でした。

 

他にも生徒さんの普段の仕事の話なんかも面白かったです。

今回の集まりも見方を変えれば異業種交流会みたいなもので、生徒さんの仕事の内容等はなかなか興味深いものがありました。

 

僕自身もそういった生徒さんの話で参考になる事も沢山あり、刺激をもらう事も非常に多かったです。

 

②上手く行く人と行かない人の思考法の違い。

 

1.素直でない

 

こちらは本当によく分かりました。

これは今回の会に限らずフランクな場で話をするといつも思う事なんですが。 

 

話の中で今日参加していない他の生徒さんの話が参加している生徒さんの口からかなり出てきました。

生徒さん同士の横のつながりがあり、その中で様々な話をする訳ですが、上手くいっていない人ほど理論を変にこねくり回してしまったり、思考が内向きになってしまったり、同じ立場での生徒さんに

「上手くいっていない。」

と愚痴ります。

 

逆に上手くいっている人ほど理論に忠実になり、理論としっかり向き合い、何かあると講師である僕に直接色々な質問をぶつけてきます。

 

この違いというものがすごく鮮明に分かりました。

 

これは僕がこのスクールの生徒であった時もそうでしたが、上手くいかない人の特徴の一つが「素直さがない。」という事です。

この場合の素直というのは元々の性格が素直かどうか、という事よりも理論を素直に捉えるかどうか、という事です。

 

例えば

「株価チャートの中のAという指標がこうなったら買い。」

という理論があったとします。

 

この場合、素直な方は

「Aという指標が買いのサインを示しているチャートをひたすら探します。」

 

素直でない方はこうなります。

「Aという指標は買いかもしれないけど、過去のこことここでは株価は上昇していない。

だから次にAという指標で買いのサインが出たとしても買いではない。」

 

ここで素直でない方はそもそもの大前提としての

「絶対的に信頼のできる指標というのは株のトレードではあり得ない。」

という一番の基本理論が完全に抜け落ちてしまっている、という事です。

 

塾の理論として示されている指標があって、ただそれはどれも絶対的に正しいものではない。

というか株式に限らず値動きを捉える投機の場合、絶対的に

「この指標がでれば必ず株価は上がる。」

というものは存在し得ない。

 

だからこそ、複数の指標を覚え、複数の指標が重なったところで仕掛ける、それでも逆にいったら、つまり上がると思って上がらなかった株価が下がってしまったら傷の浅いうちに撤退する(=ロスカット、損切り)というのが鉄則な訳です。

 

ところがその複数の指標を一つづつ分解していく過程で、その指標の一つを取って

「上がっていない時もあるやん。」

といってその一つの指標を否定してしまったら理論そのものが成立しなくなってしまう訳です。

 

こういう方は

「そもそも投機にも投資にも向いていない。」

と思いますね。

 

一番最初である

「投機も投資もリスクがある。」

という事を忘れてしまっているからです。

 

「投資も投機もリスクというのは必ず付いて回る。リスクというものを完全に排除出来ないからこそマネジメントが大切になる。」

という大前提があり、そこから具体的な手法に入っていく訳です。

 

この辺りは以下の記事をお読みいただければわかると思います。

 

リスクマネジメントとは~マネジメント出来るのがリスクである~

 

リスク管理を覚えよう

 

それともう一つ、これは非常に大事な事ですが明日続きを書きたいと思います。

 

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