最近は減りましたが以前はよく友人と仕事終わりに飲みに行ったりすることがありました。
ちなみに何故飲みに行く回数が減ったかというと、生活が朝型になり、夜遅くまで起きているのがしんどくなってきた、という理由です。
僕の今は起床時間は朝5時起き。
そうすると11時か12時にはベッドに入りたい。
じゃあ飲む時間を早めにスタートしよう、と思ってもなかなか予定が合わない。
どうしても19時位スタートになってしまい、そうなると19時までもどうしよう、という事もあるんですね。
(僕は16時位にはフリーになれるので。)
それで飲む企画をするといつも気になるのが、
「飲みには行きたいんやけど、行ってもいいかどうか嫁さんに聞いてから返事するわ。」
という人がいます。
それはまだいいのですが、断り文句として
「嫁さんの許可が降りなかった。」
という人がいます。
こう言われたら僕ならこう考えます。
「お前の嫁さんはお前が俺と付き合うのに反対してるんやね。」
だってそうですよね。
「自分は飲みに行きたい。でも嫁さんがダメって言ってる。」
とはっきり明言している訳ですから。
僕はこういう話を耳にしたり、実際に聞いたりすると
「何でわざわざ嫁さんを盾にするんだろう。」
といつも思います。
誤解ない様に話しておきますが、僕自身も飲みに誘われたりした場合、奥さんに報告はしますよ。
子供達の習い事の送迎等もあるので予定も確認しますし勿論
「行ってもいいか。」
とも聞きます。
ただわざわざ誘ってくれた人に対して
「嫁さんに聞くからちょっと待って。」
なんていう言い方は絶対にしません。
もし断らざるを得なくなったとしたら、それは
「うちの嫁さんがイカンって言ってるんよ。」
と言ってる様なもんで、わざわざ誘ってくれた友人に対してうちの奥さんのせいで行けないなんて言って、うちの奥さんの立場を下げてしまう様な事は僕なら口が裂けても言えません。
「ちょっと予定確認するから時間もらえる?」
みたいな言い方にします。
じつはこれ、ビジネスの世界でもありますね。
僕が勤めている会社でも何か得意先や仕入先とトラブルがあった時、担当者の方が謝りに来ていただいた時に
「うちの◯◯(←名前)がこういう対応で申し訳ありません。」
なんていう人がいます。
◯◯のところが上司だったり部下だったり他の部署の人だったりする訳です。
正直言って気持ちのいい対応ではありません。
たしかに何がトラブルがあったりして被害や迷惑を被った場合、そこにはヒューマンエラーが原因の殆どを占めるケースが多く、人物を特定できる場合があるでしょう。
組織の中でミスを指摘し、原因を追求し、再発防止に努める様な事は当然にやるべき事だと思います。
ただそういう原因追求をする事と、得意先に対して個人名を出してお詫びをする事はまた違うのかなあ、と思います。
僕が運営をしている株式スクールでもそうです。
スクールに入学するかどうかを決めるのに、奥さんが許してくれない、という理由で断る人がいます。
僕はそういう方に対してこう話します。
「貴方が本当にやりたいならそれをしっかり奥さんに話せばいい。
そうやってしっかりぶつかれば活路が開けるのではないか。
大体奥さんの許しが得たらやる、というスタンスだから許しがでないのでは?
決意を他人(この場合奥さん)に委ねる人が何かを始めたといて上手くいくのか。」
と話します。
飲み会なら奥さんに聞く、なんて言わずに
「予定を確認するから少し待って。」
と言って嫁さんに確認すればいい。
結果断らなければならなくなれば
「予定が合わない。」
と言えばいい。
会社でトラブルがあれば上司は使用者責任で自分の指導力が至らなかった、と言えばいい。
言葉というのは受け取る人の解釈を考える、というのも大事です。
「自分は〇〇だ、でも〇〇が(←ここが嫁とか会社の〇〇とか)」という表現は自分が意識していなくてもそれは名前を挙げた人のせいにしている様なものです。
身内を盾にするのはやめましょう。