自財人を目指す男のブログ

人生を豊かにする「財」を「自在に稼ぐ」という意味の「自財人」を目指す男のブログです。某会社の執行役員として、トレーダーとして、トレード講師として、不動産投資家としての毎日を綴っていきます。

「お客様」という表現ってどうよ。

昨日仕事の合間に牛丼屋でご飯食べてました。

この店は立地条件的に自分の生活スタイルの導線内にあり、ちょくちょく利用するので店員さんも何となく僕の事覚えてくれていて、スムーズに商品が出てきます。

ちなみに僕はここのお店では効率性を重視しています。

 

・店に入り自分が座りたい席に荷物(車のキー位ですが)をおき、トイレに行きながらオーダーを通す。

そうすることで店の人は僕にわざわざ注文を聞きに来る事は無いです。

店の人も僕に関する時間を削減することが出来、僕もお店の人がオーダーをとりに来るまでトイレを待つこともなく、トイレから帰って店の人が来るのを待ってオーダーする必要もない。

 

・トイレから帰ったら商品とお水が同時に出てくる。

上記の結果トイレを終えて席に着くと同時に商品が目の前に出てくるのでスムーズになり、余計な待ち時間がかからない。

 

・商品提供と同時にその場でお金を払ってしまう。

そうする事で僕も食べ終わったらお店の人のレジ対応待たなくて済むし、お店の人も僕のところに来て勘定にくる必要がなくなります。

 

基本この店ではお客さんのところに

1.オーダー取り

2.商品提供

3.勘定

という3つの作業を行いにみえますが、このやり方ですと2の時に全てが完結します。

 

店の人はどう思っているか分かりませんが僕自身は店の人、自分自身とも手間や時間が削減でき、お互い「WIN-WIN」だと思っています。

 

ところが今日この店で牛丼を食べていたら思わぬ不快な気持ちになりました。

 

年配の方(70歳オーバーでしょうか。)がお見えになり、店に入るやいなや(カウンター挟んで僕の正面です。)、一言「小さいの」と言ってカウンターに500円玉を叩きつけたのです。

「パーン」という物凄い音が店内に響き渡りました。

まあ叩きつけたといっても上から投げつけた訳ではなく、肘を支点に指先でカウンターに置きに行き、どこかに飛んでいかない様に指先で押さえた為に結果的にそうなりましたが。

 

また運の悪い事に対応していたのが「研修中」のプレートを付けた新人の外国人。

日本語もイマイチ分からないっぽく、しかもこのチェーンは昔と違い色んなドンブリや定食があるのでその店員さんは実際にメニューを開いてどのメニューを選んでいるのかを指で指してもらおうとしていました。

(極めて合理的な判断だと思います。)

 

ところがこのじーさん(あえてこう呼びます。)ろくにメニューも見ずに

「小さいのだって。」

としか言いません。

 

それを厨房で見ていたおそらく責任者であろうスタッフの方がすかさず出てきてフォローして対応していたので事無きを得ました。

 

これを見て僕が感じた事。

 

「じーさん、お前何様やねん。」

 

という事。

 

理由① 需要と供給のバランスを履き違えている。

 

・じーさんは牛丼(かどうか分からんけどとにかくこの店で売っている何か。)を買いにこの店に来た。

という事はこの店で販売している商品を購入するのが目的。

ですからこの牛丼屋に対してこのじーさんは

「何かを売ってくれ」

という需要がある訳です。

であればその要望を店側に正確に伝える義務があるのではないか。

 

・お店としては店舗を開け、多大な広告宣伝費を払い、お客様を呼び込む事をしているのだろう。

その努力に対して言えば売上は1円でも多い方がいいに決まってるが、このじーさん1人がこの店で買わないとなっても多分この店としては困らない。

(1日の売上が500円弱減る、という事になるが。)

そう考えると今回はじーさんとこの店の需給バランスは明らかな需要<供給。

これが店が注文を受けてオーダーを通した時点で需要=供給となる訳です。

 

店側としてはじーさんを拒んでいる訳でもないのでしっかりオーダーを通せば済む話。

それは客の義務やないの? という話。

 

理由② 周囲の迷惑

 

どんな理由であれカウンターにコインを叩きつける事自体が周囲で普通に食事している人の迷惑になる、というのを分かってない。

 

だから腹がたつ、という訳。

 

③相手をよく見ろ。

 

外国人のルーキー。

それはプレートで分かるやろうに。

客がそこまで、と思う方も見えるかもしれない。

ところが僕から言わせれば

「売値500円に対する利益しか店に与えていないのにどんだけのサービスを期待すんねん。」

という話。

 

そういう事も全く考えずにただ

「客だから」

という理由で偉そうに振舞う。

 

「アホちゃうか。」

 

と思います。

 

今回の件で思う事。

ストアは商品を準備し(供給)、客はその中から欲しいものを選択し(需要)、その意思合意がなされれば取引が成立する。

それだけでは?

 

当然にストアは逆に対して商品やサービスの供給によってもたらされる利益がほしい。

だから客に頭を下げる。

 

その事を否定するつもりは無いし、自分自身で

「お客様」

に対してはそれなりの気を遣うけど、お客様も供給される商品やサービスがあって初めて自分の需要が満たされたりする。

だからそこは五分でないとアカンのではないか、と思う訳です。

 

だからお客「様」という表現には僕自身すごく違和感を感じてます。

 

もし得意先を「お客様」と呼ぶなら仕入先は「仕入先様」と呼ぶのが筋ではないかなあ。

 

そんな事を感じた牛丼屋の出来事でした。

 

追伸…僕は学生の頃このチェーンでアルバイトしていました。

 

当時より商品ラインナップがめちゃくちゃ増えて大変っぽい…。