前回まで自分が今やっている投資を順番に紹介してみました。
これらを通じて何が言いたいか、というと
「出来る事をすこしづつやってみるとよい」
という事です。
僕自身がまず収入を増やしたい、という願望があり、そこで何をすべきか色々考えてまず株式トレードを始めました。
その時に何を考えていたかというと
・不動産投資に興味を持っていたけど出来なかった。
・代わりに何か出来る事は無いか模索して株式トレードを始めた。
・トランクルーム投資なんて投資を考え出した頃にはやろうと思っても出来なかった。
という事です。
僕の周囲にも
「何かやりたいんだけど~」
と考えながら最初の一歩を踏み出せない方が沢山みえます。
株式スクールの講師をしていて、実際に授業を受けてみるという体験入塾があるのですが、そこでも興味を持ちながらもなかなかスタートを切れない方がみえます。
こういう方ってほとんどの方が
「失敗したらどうしよう」、「上手く行かなかったらどうしよう」
と考えてみえるんですよね。
僕から言わせれば
「失敗なんて必ずする」
という事です。
仕事だって習い事だってなんだってそうですが失敗しない人なんていない訳です。
それなのに
「失敗したらどうしよう。」
なんて考えていること自体がおこがましいのでは、と思います。
どんな仕事でもどんな何かを身につける事でも数多くの失敗を積み重ねながら上手くなっていきます。
その為にもまず最初の一歩を踏み出して少しやってみる事が大事、という事です。
失敗は誰でも嫌です。
僕も嫌です。
ただどんな投資にしてもしっかり勉強してやるのは大事だが、実際にやってみないと分からないことも沢山ある、という事です。
僕自身も税理士事務所に勤務していた頃にまず不動産投資に興味を持ちだしましたが、それがまず出来なかった、という段階があり、そこで色々悩んでみて株のトレードに辿り着いた、という段階がありました。
僕の場合は
・周囲に株をやったことのある株の経験者の方が全くおらず、
・そこから本屋で色々書籍を探して本を読み、それでもよく分からず
・最終的に株式のトレードを教えるスクールに通い、
そこでやっと株を始めた、という経緯かあります。
この中で自分が株のトレードを始めるにあたり一番の障壁となったのはスクールに入学するか、という事でした。
ここは授業料とか通いきれるかとかいろいろ考えましたね。
ただこの時点では
「結局出来る様になるかならないかは今の時点ではわからない。」という事です。
実際に出来る様になるのか、ならないのか、それは考えているだけではわからない。
この辺は高校や大学の受験と一緒ですね。
志望校に合格するのかしないのか、そんな事は志望校を実際に受験し、その結果が出るまで誰にも分らない。
じゃあどうするか、勉強するしかない。
勉強しながら途中で模擬試験等を受験し自分の現在の位置、弱点を把握しながら目標に向かって勉強する。
途中で目標を修正し(上方修正の場合も下方修正の場合もありますが)ながら試験当日までやり続けるしかない、という事になります。
投資も全く一緒です。
例えば株価100円の株を100株買ってみる。
そうすると時価は1万円です。
この1万円を捨てた、と思って株の値動きを見てみる。
上がるのか下がるのか、どんな時に上がってどんな時に下がるのか。
こういうことを自分で観察してみる。
観察しながら株に関する書籍を片っ端から読んでみる、セミナー等も片っ端から通ってみる。
まず自分に出来る事をすこしづつやってみる。
やる、というのは第一歩を踏み出す、という事ですね。
FXや株式投資なら実際に通貨や株式を購入してみる。
その為には前提として証券会社やFXの会社、仮想通貨等の取引会社に取引用の口座を開設しないといけません。
そういう第一歩をまず踏み出してみて、歩きながら、やりながら考える、そういったスタンスがまず必要だと思います。
「三日坊主」という言葉があります。
何かを始めて長続きをしない人への批判や揶揄を込めた言葉です。
ただ僕は誰かの事を「三日坊主」という人には「その人は何かを踏み出しかけた人なんだ」という評価すべき事柄がある、というのを忘れてしまっていると思います。
何かをやりたい、という願望がありながら最初の一歩を踏み出せない人って沢山見えます。
三日坊主の方はその方たちよりは確実に一歩を踏み出した人達です。
何も始めない人は何かを続けるという土台にも立てない人です。
まずは何をするかを決め、実際に決めた道を少しづつでいいので、自分に出来る事をすこしづつやってみるといいと思います。
やり続ける事で見えてくるものってたくさんあります。
何が得意で何が苦手か、自分が越えなければならない壁はどれくらい高いのか、あるいは想像以上に低かったのか…。
まずは自分に出来る事をすこしづつやってみましょう。