自財人を目指す男のブログ

人生を豊かにする「財」を「自在に稼ぐ」という意味の「自財人」を目指す男のブログです。某会社の執行役員として、トレーダーとして、トレード講師として、不動産投資家としての毎日を綴っていきます。

自分の取り組んでいる投資① ~株式トレード~

前回記事で僕が取り組んでいる投資をご紹介しました。

 

自分がこの投資を選んだ理由

 

3つ行っておりますが、それぞれに特徴があります。

 

投資をやる方にはある共通点があります。

それは

「儲けたい」

という明確な意思を持っている、という事です。

 

「何となく投資を始める」

「やる事が無いから投資でもやろうかと思って投資を始める」

という人はいないと思います。

 

自分の資産、キャッシュを増やす為の手段として投資を始める、投資家はすべからくその様な人達ばかりです。

 

ところが

「どの様に儲けるのか」

という明確な意思を持って投資手段を選んでいる方はどれだけみえるでしょうか。

僕も株式スクールの講師をしている関係上、投資に興味のある様々な方と出会いますが、

「どの様に儲けるのか」

という視点を明確にしながら投資手段を選ぶ方はまだまだ少数派だという感想を抱きます。

 

なぜこの様な考え方をしなければならないかというと投資というのはその数と同じくらいの特徴があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

リターンやリスクの考え方や金額、時間というものも全て異なるからです。

 

昨日自分がやっている投資について書きましたが、この3つの投資にしてもそれぞれ特徴は大きく異なります。

 

これらの特徴を考えずに投資を始めてしまうとエラい事になります。

 

その特徴を見ていきたいと思います。

これから投資をやろうと考えて見える方は参考になさってください。

 

①株式トレード

 

投資につき興味があり、何か始めようと思った方、まずこれをやるのが一番いいと思います。

 

とはいってもどんな投資でもメリット、デメリットがあります。

僕が実際に取り組んでみて感じるメリット、デメリットを書いてみます。

 

(メリット)

 

1.少額で始められる…僕はやり始めた時の資金量が42万円でした。それでもやれました。

勿論投資先は吟味する必要がありますが、銘柄も3000以上ありますのでご自身の予算に応じて色々選べますね。

 

2.流動性が高く、換金しやすい…証券会社を通じて売買をしますが、絶えず様々な人が売買をしているので、買った株が下がるな、と思ったらすぐに売って現金に戻す事が出来ます。

リスク管理が容易です。

 

 3.税率が低い…これはFXや商品先物、仮想通貨との大きな違いですね。

株の売買については譲渡所得という所得区分に属しますが、2018年現在では20.42%です。

つまりどれだけ稼いでも約2割しかかからない、という事です。

しかも分離課税です。

という事は他の所得と合算されないという事です。

 

サラリーマンの給与で年収500万の人が株で500万稼いだならば、給与の500万に対して所得税や住民税、社会保険料がかかります。

プラス株の利益については別途で20.42%しかかかりません。

これが給与500万円、FXや仮想通貨で500万円かせいだとしたら、FXや仮想通貨の利益は基本的に雑所得になり(ある要件を満たすと事業所得)になり総合課税です。

という事は給与とFXや仮想通貨の利益が総合されるので年収1,000万円に対して税金がかかってきます。

 

ここは株式トレードの大きなメリットですね。

 

4.確定申告不要…取引開始時に「特定口座・源泉徴収あり」を選択すれば年間の利益の計算も全て証券会社がやってくれますし、一取引ごとに利益が出れば所得税を控除して資産が増え、損失を出せば年間の取引を通算し今回の取引のマイナス分を還付してくれます。

はっきり言って楽ですよ。

 

5.市場の安定性…これは仮想通貨との大きな違いですかね。

 

仮想通貨はまだ法整備が追い付いていない一面もあり、セキュリティ面も大きな不安があります。

(今年も結構資金流出のニュースが流れていましたね。)

ところが株式の世界は歴史も古く、東証のシステムもどんどん良くなっており、非常に安定しています。

少なくとも東証のシステムがシャットダウンして取引が出来ず、大きな損失を被る、といった経験は僕の10年以上の株取引の中で一度もありません。

 

(デメリット)

 

1.日々リスクが変動する

 

僕は「株式を保有するという事は赤ちゃんをしたりペットを飼う事と同じ。」と思っています。

(勿論そこまで大変でもないですが心構えとして。)

 

赤ちゃんやペットの行動は予測できません。

あっちへ行ったりこっちへ行ったりします。

だからこそ赤ちゃん用のベビーベッドにベッドの周囲に柵がついていますし、ペットならリードをつけたり、家から出さない様にします。

 

株というのはそれと一緒であっちに行ったりこっちに行ったりします。

まああっちこっちというより上がったり下がったり、ですけどね。

 

だからこそしっかりとそれに対する備えをしっかりしておく必要があります。

 

2.徹底的なリスク管理が必要

 

株というのは買った瞬間に時価変動リスクが発生します。

この辺りはFXや商品先物、仮想通貨とかも全く同じだと思います。

この時価の変動が小刻みにあり、その変動をリアルタイムで見られる事が不動産投資や太陽光発電投資、駐車場やトランクルーム投資との大きな違いだと思います。

それに対する備えは必ず行わなければなりません。

リスクマネジメントが大事になります。

この考え方は過去記事「リスクマネジメントとは~マネジメント出来るのがリスクである~」をご覧ください。

 

 以上が自分が取り組んでいる投資の一つ目である株式トレードのメリットとデメリットになります。