先日あるラジオ放送を聞いていましたら僕の大好きな落合博満さんが出演されていました。
選手時代の事、監督時代の事、色んな話をされていましたが、その中で興味深かったのが三冠王を取りに行く時の話でした。
落合さんは
「首位打者が一番難しい。誰もが取れる可能性がある。ホームランと打点はそんなに難しくない。取れる人が限られているから。」
という話をされていました。
以前落合さんは確か
「長打を捨てたら４割狙える。ただ自分は４番打者。本塁打や打点も狙わないといけない。」
という趣旨の話をされていたと思います。
打者の成績を示す指標でも打率は確実性、本塁打は飛距離。
意味合いが異なってきます。
両方を高いレベルで追い求め維持する事って難しいんでしょうね…。
さてお金の話です。
これもプロ野球の打者の成績と同じく色んなお金があるって知っていますか。
「お金には１．モノと交換する機能、２．貯めておく機能、３．殖えていく機能がある。」
という話はよく聞きますが、僕はお金というのは種類で分けるもの、と考えています。
僕の考えるお金の種類というのは
１．ディフェンスマネー
２．オフェンスマネー
３．レバレッジドマネー
こんな感じです。
一つづつ見ていきましょう。
１．ディフェンスマネー
いわゆる生活費ですね。
現代社会においてお金がないと生きていくのは難しいので一定の生活費は必要になります。
ここはある程度固定で入ってくるお金で補いたいです。
２．オフェンスマネー
実は３つのお金でここが一番重要です。
これは「生活費とは別に使える一定の収入」を指します。
固定収入である必要はありませんが固定に近いと望ましいです。
３．レバレッジドマネー
ここはリスクマネーですね。
ある程度のリスクを取りながらレバレッジ（てこの原理）で大きく殖やす事を狙っていく。
当然固定収入ではありませんし、リスクも高くなります。
僕自身以前税理士事務所に勤務しており、いろんな会社、個人の会計帳簿を見たり、クライアントの方とお話をする中で漠然とお金に関する事を考える事が非常に多かったです。
また今も勤めている会社でも総務部門の責任者ですので経理も担当しています。
自分がオーナーをしている会社でもお金は見ないといけませんし、そんな中で株式のトレードや不動産投資等を手掛ける中で今はこの様な３つのマネーを持つことを目標にしていますし、今の収入手段をこの３つのどこにはめるか、というのは常に考えています。
この３つのお金を持つことが「自財人」としての自分の目標になります。
またこの続きを書いていきたいと思います。
３つのお金②へ続く。
