自財人を目指す男のブログ

人生を豊かにする「財」を「自在に稼ぐ」という意味の「自財人」を目指す男のブログです。某会社の執行役員として、トレーダーとして、トレード講師として、不動産投資家としての毎日を綴っていきます。

本末転倒では?

サイレン鳴らして走っていく車がETC付いてないんかい? という話です。

 

先日仕事で車で外出していた時の事です。

 

たまたま信号待ちをしていたらサイレンをつけた白のライトバンが僕から見て交差点の右側から出てきてサイレンを鳴らして走って行きました。

ふっと見ると交差点の右側が「血液センター」となってました。

 

緊急オペに備えて血液をどこかの救急病院に運ぶんだろうなあ、と思って見ていました。

 

車はそのまま僕の視界から消え去り、直後に自分の車の方の信号が変わり、自分の車が走り出しました。

その後高速に乗り、5分ほどして高速道路がいくつか集中するジャンクションに差し掛かり料金所を通りかかった時に、

「えっ?」

と思いました。

 

先程血液センターから出た白のライトバンが高速の現金支払い料金所に並んでいました。

 

そこに並んでいていいの?

 

そもそも緊急車両でしょ

 

サイレンを鳴らして走っていく、赤信号でも交差点を進入できるというのはその車両が緊急だからですよね。

それがETCつけてないってどういう事?

 

確かに最近は殆どETC搭載の車ばかりであり、現金レーンはあまり混雑していません。

 

ただそれでもETCの方が早いに決まってるやん。

 

2万円もあればETCなんて付けられるはず。

 

予算がない?

それともカETCカード入れ忘れた?

 

その血液を待っている人いるんでしょ

 

血液センターから緊急車両がサイレンを鳴らして出て行った、という事はどんな状況でしょうか?

 

答えは一つです。

 

緊急の手術がある、という事しか考えられません。

ひょっとして命にかかわる手術かもしれません。

それなら一刻も早く病院に血液を届けないといけない状況ではないでしょうか。

 

手術にとって輸血用の血液はその手術自体を成功できるかどうかを左右する極めて重要な要素になります。

 

現金レーン通ってる場合ですか?

 

赤信号も走り抜けていく部分との整合性は?

 

サイレンを付けている車といえば消防車、救急車、パトカーなんかが真っ先に思い浮かびます。

こういう車ですと消防署や警察署の管轄であり、それぞれの地方自治体に存在する事からあまり高速道路を使わないのかもしれません。

(パトカーなんかはよく高速で取り締まりやってますが。)

 

ただ血液センターってどこにでもあるという訳じゃないですよね。

現に僕もたまたま通りかかって信号待ちををしていたところに偶然見つけて

「こんなところにこういう施設があるんだなあ。」

と思った位です。

 

各地方自治体に存在する訳ではなく、おそらく県、もしくは地方単位で数ヶ所しかないであろうセンターなら当然高速道路を使う事も想定しているはず。

 

サイレン鳴らして走って行く車がETCレーン使わずに現金レーンで前方の車待ちをしていたらどう思うでしょうか。

 

僕みたいなたまたま通りかかりでそういう光景をみた人ならともかく、もし輸血を待っている患者さんやそのご家族、主治医の方がそれを知ったらどう思われるでしょうか。

 

また本来誰もが守るべき信号を守らずに赤信号でも走っていく緊急車両が高速道路で現金レーンで止まっているってやはり整合性が取れていないと思います。

 

僕の知らない部分かも。

 

ここからは完全な憶測です。

 

根拠無し、完全な憶測です。

 

ひょっとして緊急車両特例でETC無しで通れる契約になっているかもしれません。

その中でたまたま現金レーンにクルマが何台が止まっていただけかもしれません。

 

その辺りは全く謎です。

 

ただどんな理由でもやはり

「早く目的地に着く。」

事を考えるとETC対応すべきでないでしょうか。

 

もっとも

「出動の時にETCカードを差し忘れた。」

等のヒューマンエラーの可能性もありますが。

 

そういう事ですとまだ救われますが…。