以前３つのお金、という話をこのブログでしました。
これはどういう事かというと、自分の収入を３つに分けるといい。
１．ディフェンスマネー
２．オフェンスマネー
３．レバレッジドマネー
その上で
「ディフェンスマネーで生活費を賄い、オフェンスマネーで生活費とは無関係の収入を作り、オフェンスマネーをレバレッジドマネーに流し込む。」
という事でした。
これ、自分なりに色々整理してみたんですが
１．ディフェンスマネー…労働による収入
２．オフェンスマネー…投資による収入
３．レバレッジドマネー…投機による収入
と置き換える事が出来ました。
順番にみていきましょう。
１．ディフェンスマネー
これは自分自身の生活を賄うお金です。
いわゆる生活費ですね。
生活費というのは毎月一定の費用がかかりますね。
逆に言えば支出の金額は毎月そんなに変動はないはずです。
（一年に一回しかない様な年払いのものがあれば話は別ですが。）
固定的に定額でかかるものなので収入も固定的にちゃんとあるものがいいです。
ですからやはりここを補うのは労働収入であるのが一般的ではないでしょうか。
２．オフェンスマネー
これは生活費以外に使えるお金です。
だからと言ってレジャーとかに使ってはいけません。
消費して消えてしまいます。
ここが定額収入に近いものがあると強いです。
定額収入に近いものというとイメージしやすいのが「投資によるリターンの収入」ですね。
一番イメージしやすいのがマンションの家賃や駐車場代といった不動産収入でしょうか。
これがある人は強いですね。
１のディフェンスマネーで生活費が賄えているのでここのお金は丸々浮いてくるはずです。
僕はこのオフェンスマネーを作りたいとずっと思ってましたし今でも思ってます。
３．レバレッジドマネー
言葉として「レバレッジ」という表現を使っているのでここが「投機による収入」ですね。
株式投資、FX、仮想通貨等が該当します。
ここは特徴として日常的に時価変動リスクにさらされます。
ですから「減らす」リスクにさらされながら「増やしていく」訳です。
この３つのお金の組み合わせとしての理想は
ディフェンス…固定
オフェンス…固定に近ければ近いほど良い
レバレッジド…変動
となりますね。
この組み合わせがしっかり出来れば理想的です。
ただ普通のサラリーマンがいきなり２のオフェンスマネーとしての駐車場とかマンションを持つのは現実的に難しいです。
となるとどうするか。
３のレバレッジドマネーを頑張って作りましょう。
レバレッジドマネー…投機収入を目標を決めてコツコツと取り組んでみましょう。
投資はある程度まとまったお金が必要ですが、投機は少額資金で取り組む事も可能です。
ですからまずこちらを頑張ってみましょう。
ここである程度の実績が出来ればそれは収入が増えたという事にもなるし、当然にキャッシュも増えているはずです。
キャッシュが増えればオフェンスマネーを作り出す原資である投資物件を取得する為の費用に出来ます。
さらに「投資物件を買う」という目標が出来れば投機収入でタガの外れた無茶苦茶な行為をする事もなくなります。
常にリスクにさらされるレバレッジドマネーですが、リスクマネジメントもよりしっかり出来る様になると思います。
しっかりした目標は人の行動を律してくれるものです。
ですから３つのお金を作り出す取り組み方の順番としては
①給与内で生活できるだけの見直しを行い、少しでもレバレッジドマネーに資金を回せる様な体制を作る。
②レバレッジドマネー＝投機収入を作り出す努力をする。
③投機収入を確立させ、投資収入の原資となる資産購入につなげる。
④投資収入を確立させる。
こういう流れが一番いいであろうと思います。
