僕は今平日はある会社で勤務しています。
サラリーマンです。
22歳で大学を卒業して以来ずっと会社員です。
会社員というのは基本自分の給与収入しかありません。
自分の稼いだ給与の中で生活に必要な支出を賄う訳です。
衣、食、住関連や子供の教育関係費用、所有の自動車や携帯電話関連費用…。
それらを差っ引くと手元に殆どお金が残りません。
そこからレジャーや貯蓄を考えなければならず、余裕のある生活はあまり送った記憶はありませんでした。
(あえて言うならば結婚して子供が出来るまでの夫婦共働きの時期でしょうか。)
貧困、という訳ではありませんでしたが、子供が生まれ、共働きが出来なくなった時に
「このままじゃやばいなあ。将来どうしよう。」
という事は真剣に悩んでいました。
その時に勤めていた税理士事務所を退職し、別の税理士事務所に転職をした事で年収は上がりましたが、どちらにせよ個人事務所に勤めていた為、収入を上げたいという考えは常に持っていました。
そのタイミングで株をやりだしました。
まあ遮二無二勉強しました。
僕自身が株式投資の初心者であった為、株式トレードのスクールに行ったのですが、当然に授業料がかかります。
しかも株をやり始めた時に証券会社にあったお金が40万円強しか無かった為、
「この資金は虎の子、絶対に失えない。」と考えてました。
そうやって一年くらい経過して
「あ、これでいけるかも。」
って思い始められたころになると自分自身の選択肢が広がってくるのを感じました。
始めは些細な事です。
例えば
・吉野家やココ壱番に行ったときに牛丼、カレーだけでなくサラダを付ける。
・回転すしに行く時に一皿100円中心のお店から少し高めのお店になる、または回っていない寿司屋さんに行く様になる。
そんな感じです。
これがちょっと進むと
・両親を旅行や外食に連れていく。
・子供の習い事について「やりたい」と思う事を遠慮なくやらせてやる。
・テーマパークとかで有料のパスを購入して並ぶのを避ける。
となっていきます。
そういったことが自分の喜びになっていきます。
僕自身お酒やたばこ、ギャンブルもやりませんしお金のかかる趣味もありません。
ファッションやアクセサリー等も無頓着な人間です。
ですので自分の事にあまりお金を使うのが増えた、という事はないのですが、周囲の人達にしてあげられたり、何かの選択をする時にお金の事にあまりこだわらなくなります。
さらに良かったと思う事は
「自分に投資をする。」
事が増えた事です。
受講したい、と思った有料のセミナーや遠方(特に東京)でしか開催されないセミナーでも有意義だろう、と判断したものについては躊躇なく行く様になりましたし、それまで株式のトレードしかやっていなかったのが不動産投資にも資金を振り向けられる余裕が出てきました。
現在
・東京にワンルームマンション1戸
・兵庫県にトランクルーム2戸
を所有していますが、それらも株式投資を通じて少しづつ収入を上げてきたことから始まったものです。
あと僕が心がけたのが
「収入『源』を増やす努力をした事。」
これが収入ではないのがポイントです。
もちろん収入自体が多いのに越したことはありませんが、
「お金を働かせる。」
方向に動いたこと。
自分が働いて得る収入も確かに大切です。
ただそれに頼り切ってしまうと、自分に万一の事があった場合、その収入が途絶えます。
また増えた収入を銀行に置いておいてもゼロ金利、マイナス金利のこのご時世、お金は増えていきません。
だからこそ株式トレードの資金を増やしたり、トランクルームに振り向けたりしながら
「収入源を増やす。」方向に動いてきました。
よくネットで家計診断とかで家計費圧縮の記事とかを見ます。
それ自体も大切なことだとは思いますが、僕は
「収入源を増やす方向に動くべき。」
だと思うし、そちらの方が家計に与えるインパクトもはるかに大きくなります。
手取り30万円の給与で生活をしている人が30万円を圧縮することはできません。
必要最低限のお金は絶対に必要だからです。
ところが30万円の収入にプラスして別の収入源から50万円増やすことは充分可能です。
(もちろんそれなりの時間や労力は必要になりますが。)
幸い今はネット環境の充実やパソコン、スマートフォンの普及で色んな情報は入りやすくなっています。
何を選択するかも大事なのですが、僕はそれより大事な事は
「一度選択したことをどれだけ続けるか。」
という事の方が大事だと思います。
(この辺りはまた別のところで記載したいと思います。)
収入源、広げる努力をしてみませんか。